縁を育てるとは
『執事に学ぶ 極上の人脈』
きずな出版
を読んだ。
父が母へと買ってきた本を拝借させてもらったのである。
執事と聞くと真っ先にセバスチャン・ミカエリスと執事の館を思い出す、日常生活で執事に縁のない私であるが、極上の人脈という響きに興味を持って、本に手を伸ばした。
「大富豪ってほんとにいるんだ…」
という大層間抜けな感想を、読了後まず思った。
しかし本書が言いたいことはそんなことではない。
人付き合いをする上で大切なことが、非常に分かりやすく書かれており、とても納得できた。
今日は、本書から学んだ私でも日常生活に役立てられることを、忘れないように箇条書きで書いていきたい。
✩人脈とは、「好きな人」に「見返りを求めず」「貢献を続ける」ことで、長い時間をかけて拡がって強固になっていく。
✩「自分から」好きな人や好きになりたい人に何度も「声をかけ続ける」ことが、縁を育てる水やりになる。
✩「短い時間」で自分を知ってもらう「アピール」が、興味をもってもらうコツ。
✩第一に「歓迎」
第二に「さりげない質問」
第三に「失敗談」
第四に「縁のあるプレゼント」
✩自分の「ホームグラウンド」に相手を引き込んで、心の距離を縮めると同時に「この件はこいつが詳しい」というポジションを確率しよう。
✩合言葉は「見た目が9割」。TPO、カラー、自分らしさを見た目から押し出すことは、自分を伝える手段の一つ。
✩notガツガツ、yes世間話。
詳しくは書籍を手にとって見てほしい。
さあ、✩を実践して私もコミュ力upを…と思うが、実際にこれらを自然にできるかは話が別である。
ただ頭の片隅に置いておいて、日常生活でも忘れないようにしたい。
大好きな人たちと、いつまでも縁が続くように。